OZ/オズ
製作総指揮:バリー・レヴィンソン&トム・フォンタナ/企画&脚本:トム・フォンタナ

スーパーチャンネルにて放送開始

2001年12月29日(土) 22:00 第1話「楽園」 先行放送
リピート放送:12月30日(日)14:00&深夜3:00

2002年1月 レギュラー放送スタート
第1話 1月2日(水)深夜1:00/第2話 1月5日(土)22:00ほか


10月29日に行われたOZ第1話先行試写会に幸福にも行くことが出来ました。
(SIRENさん、ありがとうございました!)

その際会場で頂いた資料の中に声をあてられる声優のかたが一部記載されていました。
せっかくの情報ですので、第1話がTVで放送されるまでこちらでも紹介させていただきます。

登場人物 身分(?) 役者 声優
オーガスタス・ヒル 囚人 ハロルド・ペリナー 檀 臣幸
トバイアス・ビーチャー 囚人 リー・ターゲセン 牛山 茂
バーノン・シリンガー 囚人 J・K・シモンズ 有本 欽隆
カリーム・サイード 囚人 イーモン・ウォーカー 青山 穣
ニノ・シベッタ 囚人 トニー・ムサンテ 秋元 羊介
ウォーデン・グリン オズワルド刑務所 所長 アーニー・ハドソン 手塚 秀彰
ティム・マクマウス エメラルドシティ責任者 テリー・キリー 小形 満
グロリア・ネイサン 医務室勤務 女医 ローレン・ベイツ 相良 恵美
ピーター・マリー・レイモンド 精神科医 リタ・モレノ 定岡 小百合
ダイアン・ウィルトジー エメラルドシティ看守 イーディー・ファルコ 園田 恵子
ディノ・オルトラーニ 囚人 ジョン・セダ 竹若 拓磨
ジェファーソン・キーン 囚人 レオン 大黒 和広
ミゲル・アルバレス 囚人 カーク・アセベド 清水 敏孝
マイク・ヒーリー エメラルドシティ看守 スティーブ・ライアン 高橋 翔
レイ・ムカダ 神父 B・D・ウォン 河相 智哉
ジェームス・デブリン 州知事 Z・イワネク 小室 正幸



10/29 OZ第1話「楽園」試写感想 by Kyo <BBSへの書き込みの転載>
ちょっとホミサイドから話がそれますがすみません。
バリー・レヴィンソンとトム・フォンタナがホミサイドの次に手がけたTVドラマ、「OZ」が今年年末からスーパーチャンネルで放送開始ということはご存知の方も多いと思いますが、その第1話試写会に昨日行って来ました。既に吹き替え済みの日本語版OZ!もうこれだけでドキドキです。(あらゆる意味で〜・汗)
以下、その感想を少し書きたいと思います。内容に関する大きなネタバレはないと思いますが、まっさらな気持ちでOZに臨みたい方は飛ばして下さいませ。

素人かつ一般人の私にこのような素晴らしい機会を下さったSIRENさんに心から感謝します。どうもありがとうございました!

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最初に私の状況ですが、米放送版のOZは見ていました。セリフは恐らく1割も聞き取れていません(寂)。それをWEB上のエピガイ等に助けられ、なんとかかろうじて付いていっている…という状態でした。
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まずは…言っていることが分かるのって素晴らしい!(涙)――いじょ。

で終わってもいいくらいかも(とほ)。それほどセリフの意味がわかるのと分からないのとでは違いますね〜。おぼろげながら把握程度ではOZの世界には入り込めないとつくづく思いました。反省。
内容がわかる分元音声版より世界の殺伐感が増したようにも感じ、ちょっと意外でした。放送時間が長い(55分)こともあり中盤に一度くらい瞬間辛さを覚えましたが、それから最後にかけての物語展開にまた引き込まれてフィニッシュとなりました。終わった時にはため息〜。。。
ホミサイドで見知った顔もチラホラ出てきますし(第1話はファルゾン役のジョン・セダに大注目)、なんといってもフォンタナがホミサイドの次に手がけて丹精しているドラマということで見応えは十分です。舞台が特殊な環境に置かれた刑務所とその中で過ごす囚人ということもあり、あらゆる意味で激しい内容のドラマです(状況面・精神面ともに)。ホミサイドで随所に覗いていた人間ドラマが更に研ぎ澄まされ更に生の感覚で描かれており、好き嫌いは分かれるところかと思いますが是非まずは年末の第1話放送をご覧になっていただきたいです。

で、後は吹き替えの話題になりますが、これは最初に元音声を聞いている人以外は気にならない部分ではないかと思いますので、興味ない方はどぞ飛ばして下さい。

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聞いていた吹き替えの方々で、すぐにピンと来るのは青山さん(ホミのフランクですね)だけだったんですが、担当キャラがサイードということにまず事前にちょっとショックを受けていました。サイード、今後好きになっていくキャラなんですが(そして青山さんも勿論好きなんですが)、この二人ですと声質・喋り方など合わないのでは〜という不安が大きかったですよね〜(涙)。
で、実際に第一声を聞いて…やはりずりっと精神的にずり落ちたのは致し方なかったかも…。役者本人は空気と一緒に声を出しているようなカフカフした声なんですよね、押さえ気味の。それとつややかで張りのある青山さんの声を比べてしまうのは無理アリアリですしぃ。

ただ、この最初の声を聞いてのずっこけ感は青山さんだけでなく、わけ隔てなく&程度の差もなく全キャラクターに感じました。←所長にもコケたしマクマウスにもコケたわ〜(汗)。日本人の声質自体が欧米人とはもう違いますし、吹き替えの声というのはこういうものなんだと改めて認識した次第です。それに加えて、要するに聞きなれていないという違和感が最初は大きいわけですね(汗)。
で、最後に思ったのはすぐに慣れる。そーゆーものみたいです。(少なくとも私はエンディングの頃にはほとんど馴染んでいました・汗)

あと青山さん版サイードに関して加えると、聞いていくうちにあのけれん味のある喋り方が意外にサイードらしさがあるように思えてきました。これは自分でもちょっと不思議な印象の変化でした。声のトーンさえもう少し地味だったらばもしやピッタリだったかも〜。

もう一人、事前に声が浮かんでいたのはビーチャー役の牛山さん。最近見始めてはまっている「フレンズ」のロスの吹替えをされている方ということで、これもちょっとどきどきしていたんですが、初期のビーチャー(転落しかけのエリート弁護士)には、聞き慣れれば大きな違和感は感じないと思いました。ただ今後ビーチャーが大きく変わっていくだけに、それにつれどのような変化があるか注目します。

なお、今回声に関して一番ずっこけたのは、実は黒人囚人キーンが大黒さん(ルイス)だったことでした(汗)。これは事前に知らなかったため驚いたということもありますが…。以前青山さんに関して言ったことですが、大黒さんも黒人キャラ吹替えで優先候補にあがるのかしら〜。


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